金券ショップで買える物
回数券のばら売り
JRや私鉄の切符は、11枚つづりを10枚の値段などといった形式で売られており、それをばら売りする。
180円区間の回数券の切符だと仕入れ値は163円強である。
これらのを運賃より10〜30円引きで販売する。
また、顧客から買い取ったプリペイドカードでこれらの回数券を購入することで利益は若干上がる。
昼間特割きっぷ(利用可能時間に限定はあるものの割引率の高い回数券)なども、よく扱われている。
JRの運賃は、切符の分割購入をすると安くなる区間が、首都圏・京阪神地域などに存在する。
そうした路線を対象に(A駅からB駅)+(B駅からC駅)、といったセット売りをすることもある。
株主優待券
鉄道・航空会社の株主に交付される株主優待券は、1回の乗車が無料になったり長距離乗車券が割引になったりするなどの特典がある。
しかし、その鉄道を利用しない株主にとっては全く無用のものとなってしまう。
それらを当該株主などから仕入れて販売する。
航空券
航空会社の発券する株主優待券を使用することで、運賃の50%で搭乗することができる。
株主優待券を店舗の在庫として抱えている店では、株主優待券と航空券の予約を組み合わせた販売をしている。
委託販売
野球やコンサートのチケットを買い取ることはダフ屋と同じく違法となる。
そのため委託販売として、顧客からチケットを預かり、店頭に並べて販売するというシステムが取られている。
売れた場合は手数料を差し引いた金額を顧客に支払う。
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